京都の先輩農家さんから教えて頂いた言葉、「一葱入魂!!」
葉の先端から根の先端まで、ビシッと!!魂込めて作り込む事の大切さ。
そんなネギ農家の気持ちがあらわれた言葉です。
NOF TOMONARIでは、2014年度より京都亀岡にて京ブランド野菜の九条葱生産に取り組みます。
その中でも、京都のお好み焼き『ねぎ焼き』に合うねぎの生産に取り組みます。
『亀岡九条ねぎ ねぎ焼き専用』どうぞよろしくお願い致します。
NOF TOMONARIでは、今までに売られている様々な品種のネギを、テスト栽培してきました。
その中でねぎ焼きに最もあう品種が、「九条太」と「浅黄九条」です。
昔から作らてきた伝統品種で香り良くヌメリがあり味良しです。
5月~9月ぐらいまで浅黄九条を用い、10月ぐらい~翌年の4月春どりまで九条太を使用します。
現在、その「九条太」を、京都でも寒い亀岡で育つよう選抜、育成を繰り返しています。
*一部、大阪府にある圃場では他品種を用いております。京都府産ではないため青ネギとして出荷しております。
どうしても、九条で栽培を回していこうと思うと、目安ですが4月5日~4月25日の間、葱坊主が発生します。
これは、この品種を使っていく以上、避けれません。特に春どりの3月~4月は、中に花芽ができています。
NOF TOMONARIでは、極力坊主期間は販売しないことにしていますが、春ネギは実は美味しい!!んです!!
冬の間ずーと我慢し耐えて気温が上昇するときにグングン伸びます。とても短いシーズンなのですが、美味しいのでネギ坊主は中にいますが、販売しています。ご理解お願い申し上げます。
「葱のヌルヌルがいっぱい出るのはいつですか?」と聞かれたことがありました。
旬の冬がいっぱい出ると、一般的には言われているようなんですが、農家の観察から申し上げますと、
冬季も温暖なエリアの場合、冬季がもっとも多くなるのかもしれませんが、NOFの栽培エリアは冬季が凍てつくほど寒いため、
冬季はヌルヌル成分が葉の中で凍り、日中は吸収されています。
結論から言いますと、NOFの寒いエリアでは温度が上昇する3月~4月で雨が多い日であります。3月~4月でも雨が少なく日照が強い場合はやはり吸収されてしまうようです。