普段よく食べるもので、大豆の加工品というものは、本当に多く日本人には無くてはならない文化となっています。例を挙げると、味噌、醤油、豆腐、納豆です。
私が、遊びでしばらく南米にいた時、向こうの食事は確かに美味しいんですが、だんだん体が疲れてきました。そんな時に、わざわざ日本人街まで足を運び、そこで食べた味噌汁が体に染み渡りました。
「あ~やっぱり日本人はこれだわ!」と気付かされた時でした。
米と納豆、そして豆腐入り味噌汁。小皿には漬けもん。南米は肉をよく食べるので、ほんとこのシンプルな食事に助けられました。この時の思い出を忘れないよう、農家として、まず自分とこの味噌をつけることからスタート。その大豆だけでも自分の手で作る。ことにしています。
1)国産丸大豆乾燥状態で2Kg
(24時間漬けると約2倍の4kgになります。)
2)米麹or麦麹4Kg
3)天然塩0.8kg
4)ゆで汁
*大豆は水に漬けて戻すと重さは約2倍になります。
*大豆水で戻した重さと麹の量は1:1が失敗少ないです。
前日から24時間ほど水に漬けておいた大豆を湯がきます。(圧力釜がお薦めです。)
沸騰したら弱火でコトコト。約2~3時間。指でつぶせるぐらいまで。
ザルにあげて、しっかり水分をきりましょう。ここで水分が多いと寝かせてる間にカビがでやすいです。
湯がいた国産丸大豆をつぶしてペーストにします。この時荒めにつぶすのと、ペーストを混ぜたり好みで。次に麹を合わせ混ぜます。
ここで米麹を使わず、麦麹を使えば赤みそになります。
味噌だんごを作り、保存桶にたたきつけます!空気を抜くように詰めていきます。
最後は、塩で重石をします。小石などでもOKです。酒粕でふたをする人もいますが、香りがつきます。半年ぐらいから食べれますが年を越してからが美味しくなります。2年物が美味しいという方が多いです。
麦麹で作ると、色が濃くなります。
麦麹の場合は、3年ぐらい寝かせると味がまろやかになります。