NOF TOMONARI
代表 友成 善隆
1980年生まれ。吹田市出身。もともと野菜嫌いで、中でもトマトやナスビ、ほうれん草は大嫌いでした。そんな野菜嫌いの人間が、いつのまにやら農大を卒業し脱サラして野菜を作る農夫に。自分のような野菜嫌いが、おいしい野菜に出会って、好きになってもらえたら嬉しいです。
おいしーTOMATOとの出会い
脱サラしてから長野県波田町にある自然農法センター試験場に行きました。自然の仕組みを探求し科学的に野菜を作りたいと思ったから、実践の営農農家さんでなく研究をしている試験場に研修を受けにいきました。そこで担当したトマト栽培。ただ草を刈り敷いてるだけに見えましたが、その下には無数のトビムシがいました。他にも目では捉えきれない虫や菌が。実際そこでできたトマト。もう信じきれないほど「うま!うま!」と連呼してしまいました。今まで食べてたトマトは何だったんだろうと。
大阪のてっぺん能勢町へ:(現在は本梅町と能勢町)→地図
研修から実家の大阪に戻りトマトがおいしくできる場所を探しました。
色々探し回った結果、大阪、京都市内から約1時間ほどで、人も野菜も流通よく、
また標高が200m以上あるため、夏場の昼夜の寒暖差があり味がのるという
能勢町にたどり着きました。
就農開始!!2008~:
就農当初、地元の農家さんのまねをしてやってみたものの、どーもうまく育たなかったりせっかく育てた野菜がとりきれなくて・・・失敗だらけのスタートでした。研修でいったい何をしてきたのかと落ち込みました。そんなスタートでしたが、少しづつやり方を見直して計画を立て直しなんとか野菜ができるようになってきました。それでも、毎年同じようにおいしい野菜を作る難しさの壁はまだあり、試行錯誤の毎日です。
葉っぱもんとの出会い
夏を除いて、ほうれん草、青ネギ、小松菜、水菜、小かぶ、しろな、などの軟弱野菜を生産しています。実は言うと、軟弱野菜は就農当初作るのが嫌いでした。理由は、ずっとかがみ腰でしんどいのに地味な作業、ずっと同じ作業の繰り返し。そのため、当初はしぶしぶ作っていました。(反省)それが、3年も経つと体は慣れ、むしろ自分の性格に合う野菜だなと思うえるようになってきました。不思議ですね。今では、もっと色々な葉っぱもんを作りたいなと思っています。
栽培方針:
有用な土壌微生物、土壌動物の活性を目的とした育土を心がけています。種が採れるものは、なるたけ採種し育種に勤めます。体が喜ぶ野菜作りを心がけます