オサムシを見ると、研修していた頃に土壌動物と畑の関係について興味を持ち、
いい役目をしてくれる虫を探していたのを思い出します。
捕まえるには引用させていただいた写真のように、畑に穴を掘って、コップを埋めておきます。
オサムシは基本、夜行性なので、次の日の朝に回収に行けば落ちてます。
(ピンホール・トラップと呼びます。)
さて、このオサムシ類ですが、どんな役目をしているのかということですが、
有名なところで、マイマイカブリ。カタツムリを中に入って食べます。
畑では、カタツムリやナメクジがいるので、出会うと捕食するようです。
他には、ミミズ、ムカデ、イモムシ類なども捕食します。
ミミズを食ってるところを見かけることが多いので、ちょっと困りますが、
オサムシ類たちは、夜に徘徊する警備員といったところです。
怪しいやつも良いヤツも、夜に出回るやつは容赦せず警備します。
ごくろうさまです。
ちなみに、オサムシを食べるやつは、鳥です。そして寄生するカビや線虫がいるようです。
死んだ死骸を食べるのは、オサムシ類のシデムシもいます。
地球上が綺麗でいれるのは、こいつらのおかげかもしれません。