インゲンや、小豆、大豆枝豆、お米などカメムシによるリスクは高いです。
農夫としてはカメムシについて知る必要があります。
年々、薬剤による効果が落ち込んできているらしく、カメムシ対策は
土着の天敵利用が考え始められています。
まず、このカメムシ。名前はホソヘリカメムシと呼ばれていて、
大豆、インゲン、エンドウなど吸います。吸い痕が残り困ります。
こいつに似たやつでサシガメがいます。
このサシガメというカメムシは、凶暴なやつで、人も襲う場合があるので注意なのですが、
野菜を吸ったりしません。
同じカメムシを体外で溶かし肉を吸う肉食性(捕食性カメムシ)カメムシなんです。
なんで、殺さずにほっておくといいかと思います。
この2つはなんかパッと見にとるんですよね。
こいつと同じように捕食性カメムシは他にクチブトカメムシがいます。
主に、青虫や蛾の幼虫を捕食しているようです。
そして、そして、やはり天敵といえば寄生蜂が多いですが、
カメムシにもやはり寄生するやつがいます。
それがカメムシタマゴトビコバチ。
名前のごとく、カメムシの卵に寄生する模様です。
以前、カメムシの卵を観察していた時、その卵が日に日に減っていくのを見かけました。
寄生蜂以外にも何者かが捕食しているのかもしれません。
虫の世界は、まだまだ分からないことがたくさんです。