黒種衣笠とモロッコインゲンの比較

9月18日月曜日

台風が何事もなく過ぎ去りホッとしました。

この時期のインゲンは台風しだいのところがあり、強風でインゲンが弱るとかなりの収穫ダウンになります。

なんとか大丈夫そうなので収穫。

 

4hr経って、3ケースが限界でした・・・

他の方は2~2.5ケースほど。

 

インゲンは手の数が必要な野菜ですね。

ほぼ一日インゲン豆の畑にいましたからね。

 

『黒種衣笠インゲンとモロッコインゲンの比較』

 

収穫方法について

黒種衣笠は素手。

黒だね衣笠は、軸が弱く手で簡単にとれます。

一方、モロッコインゲンは軸が硬く、素手で引っ張ると実の方が折れてしまいます。

なので、ハサミ収穫。

 

収穫の速さでは、普通のインゲン豆のほうが早く感じるんですが、

モロッコはサイズが大きいため、同じ1ケースとるのに30分と短時間で採れます。

同じ売り上げを上げる場合、結果的にモロッコインゲンの方が、◎でした。

人員もモロッコは減らせるため生産費を抑えることができます。

 

『栽培について』

ただ、生育面をみるとモロッコは立ち枯れが、黒種衣笠よりも多く、湿害にも弱い様子。

しるい畑は作らないほうがよい。無理して作っても収量は上がらないようす。

歩留まりは、黒種衣笠の方が若干良い。モロッコは虫害による減収が比較すると多い。

 

『販売面』

話の流れからすると、モロッコインゲンの方が、いいんじゃないの?と誰でも思うと思う。

けれど、モロッコばかり作ると、あふれてしまいがちなので分散した方が、良いのかもしれません。